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TOP > ブログ ~ヴィーマの一歩~ > 令和7年度 「防災と井戸」講習会・実演会を開催しました!
講習会・イベント
今月の6月6日(金)に、鯖江市の「鯖江市図書館 文化の館」にて、井戸講習会・実演会を行いました
本日はこの時の様子をお伝えしようと思います!
毎年行っている講習会ですが、今年でなんと6回目になりました!
今回のテーマは去年に引き続き『防災と井戸』。
最近は災害が各地で頻発していますよね。災害が起きた際、飲料水などの飲み水は備蓄でまかなうことができますがトイレやお風呂など生活用水の確保は難しいようです。
これまで弊社が全国1400本以上の井戸のメンテナンスをしてきた経験を活かし講習会・実演会を行いました。
井戸の所有管理責任者様を対象に参加者を募り、福井県内外の自治体様(上下水道課、土木課、防災課など)のほか、一般の方など、総勢24名の方がご参加いただきました。
スクリーンを使って災害時における水の必要性と井戸の活用について講習会を行いました。
災害が起きた時に必要な水となると、皆さんは何を考えますか?
『飲料水』と答える方が多いのではないでしょうか?
実際、戦後始まって以来、災害時に飲料水が手に入らず亡くなった被災者はいません。
一方で、トイレの水など生活用水が手に入らないかったことが原因で亡くなった方は多数いることが分かっています。
トイレに行けないとなると、皆さんは水分を控え始めるかと思いますが、控えることで体力低下に伴う脱水症状、血栓症、感染症を引き起こし最悪死に至ってしまいます。3割の方が血管を詰まらせる病気が原因で死亡しています。
生活用水を確保することができれば、断水状態でも死者数は減らせたのではないでしょうか?
そこで、水道が復旧するまでの間の生活用水の確保に井戸水の活用を提案しました!
井戸というのは地震に強く、東日本大震災での井戸の被害調査結果では95%が機能維持できていたというデータもあります。
能登半島地震では、住民が井戸を一般開放し協力して支えあったというニュースを取り上げさせていただき実際に災害が起こってからでは遅いこと、事前準備の必要性を感じていただけたのではないかと思います。
講習会会場から屋外へ移動し、実演会を行いました。
災害を想定し、ポータブルの手押しポンプを用意し、説明を行った後、参加者皆様に体験していただきました。
井戸のあるところにコロコロと持っていき、ホースをつなげるだけなのでとっても簡単です!
今回は手押しポンプを二種類ご用意しました。1回押すごとに1Lの水が出るものと、500mlの水が出るものです。
小さい子供やお年寄りでも簡単に使うことができるんです。
井戸でなくても、川やプールなど水があるところであればどこでも汲み上げることが可能です◎
電気が通っていなくても手動で水を供給することができるので、水道復旧までの生活が安心ですね。
弱い力でも出せるということで、皆様に手軽さを実感していただけました!
いざ水を出そうと思っても、その井戸に水がないと困りますよね。
井戸の水質、水量など井戸の健康状態を把握し、定期的なメンテナンスをしていることが大切なんです。
そこで、弊社の特許技術「ユニバーサル洗浄工法」による井戸洗浄をご紹介させていただきました。
従来のブラシでこする洗浄とは違い、超高圧水を直接噴射させてスクリーン裏側まで洗浄が可能です。
スケルトンで井戸を再現し、高速回転するノズルの様子を間近でご覧いただきました。
ユニバーサル洗浄工法についてはブログに記載してますので、ご覧になってくださいね。
雪の降る時期、道路から水が出ている融雪の装置。
その水で路面の雪を融かしてくれる、心強い味方ですが、その水のほとんどが井戸水なのをご存知でしょうか?
そして、その水が通る管を、消雪管(消雪パイプ)と呼びます。井戸も同様ですが、その消雪管も長年の使用で、錆や泥、砂利などが詰まっていざ水を出そうと思っても出ないというトラブルが多くございます。
今回、消雪管の模型をスケルトンでご用意し、実際に泥などを入れて、洗浄すると綺麗に吐き出せるところを見ていただきました!
弊社が行う消雪管の洗浄は、道路を掘り起こしてパイプを切る必要がなく、水の散水口から直接洗浄ノズルを挿入して洗浄します。
詳しい消雪管洗浄の方法については、ブログに記載してますので、ご覧になってくださいね。
実は、文化の館様の敷地内にも井戸があるんです!そこは消雪(融雪)のためと、トイレにも使用している井戸です。
そして、その井戸を弊社が平成25年度に改修した経緯もありまして、この機会に参加者様と井戸の見学をいたしました。
災害が起きて、井戸の水を活用したい場合を想定して、手押しポンプを近くに持っていき、実際にどこにホースをつなげるのかなどを確認していきました。
実際につなげてみたら、手押しポンプから水が出ました!皆様興味津々でご覧いただきました。
本物の井戸でデモンストレーションのようにできたので、参加者様もイメージがよりわいたのではないかと思います。
最後に、講習会会場に戻っていただき、3-4人のグループになってグループディスカッションを行いました。
1つのグループに弊社の技術・事務スタッフが1-2人ずつつき、日頃の井戸を管理するうえでの悩みや意見を共有する場を設けました。
「ぜひデモに来てほしい!」
「災害時の対応をほかの課と相談していきたい」
「防災井戸の計画をしていきたい」
「防災訓練のブース展示をお願いしたい」
などの前向きなご意見が多かった一方、
「資金不足に人事不足と課題が多い」
「どこから始めたらいいのかが分からない」
などのリアルなご意見もいただきました。
自治体の「井戸管理」が不完全であることと、「どこから始めたらいいかわからない」「予算や人員不足」という葛藤がディスカッションを通してよく分かりました。
異なる市町村と各課が入り混じって行われたグループディスカッション。積極的な意見交換ができ貴重な時間となりました。
貴重なご意見をもとに、メンテナンスで井戸の長寿命化を図る大切さを皆さんに知っていただき、今ある井戸を有効に活用していくことを広げていきたいと改めて思いました。
今回ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました♪
この講習会の内容をニュースで取り上げていただきました!
是非ご覧ください\(^o^)/