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TOP > ブログ ~ヴィーマの一歩~ > 井戸調査は重要◎ボルトの落下を発見!!
井戸内水中テレビカメラ調査・点検
こんにちは!ヴィーマです♪
早いもので3月後半。卒業入学シーズンですね。
2月は全国的にも寒波がきて、福井も大雪となりましたが、今では春の陽気に包まれて、だんだんと過ごしやすい季節となりました。
さて、題名の通り「井戸の調査は重要!!」と常々お伝えしておりますが、改めて、井戸メンテナンスがいかに大切かを実感したある出来事がありました。
福井市内某所、消雪用の取水井戸が経年使用による井戸の調査、点検、改修をさせていただきました。
まずは井戸の能力を測るため、揚水試験を行います。
次に、水中ポンプと揚水管を引き揚げて、取水部のスケール固着や砂利を吸い込んだ様子などを丁寧に分析します。
こちらの井戸の中には、2.75mの揚水管が計16本挿入されています。
引き揚げている途中に、作業スタッフが発見したのですが、
なんと!5本目と6本目を繋いでる接続部分のボルト8本あるうちの6本がなくなっていたんです(>_<)
おそらく経年使用でボルトがゆるみ、井戸の中に落ちてしまい、かろうじてボルト2本で繋がっていたということです。
発見が遅れていたら、6本目以降の揚水管が落下していた可能性もあり、大変危険な状態でした。
さらには、落ちたボルトが取水穴などに影響を及ぼし、揚水量の低下や破損の原因に繋がる恐れも考えられます。
その後、井戸の中を洗浄(ユニバーサル洗浄工法)し、浚渫作業を行いました。
浚渫(しゅんせつ)とは、吸引車を用いて、空気の浮上力を利用し、底にある堆積物を引きあげるエアーリフト工法にて実施します。
水の濁りがなくなるまで水を循環させて、井戸の中を綺麗にします。
そのときに排出される砂などの中から、落下していたボルトを無事回収することができました。
今回のようなボルトの落下は、井戸を点検して初めて分かることです。
「水が出ていれば問題ない」と思わず、定期的な井戸のメンテナンスがいかに重要であるかを再認識できました。
早期発見の大切さは、人間の体と同じですね。
消雪用の井戸は、道路の融雪に欠かせない我々の生活を支える大切な井戸です。
経年使用の井戸があれば、是非メンテナンスをお勧めします☆
お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください!
井戸のことなら VEEma株式会社☎0776-35-5555 まで☆