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TOP > ブログ ~ヴィーマの一歩~ > 井戸内スクリーン・ストレーナーの種類と充填砂利とは?
井戸洗浄再生技術
前回の「ヴィーマの一歩~洗屋七変化~」では
洗浄する前と洗浄した後の井戸の中の写真を見て頂きました。
詳しくは前回の記事へ!→ 「井戸」の中を知っていますか?
今回はさらに井戸の構造について詳しくお話していきたいと思います。
井戸の内側には「ケーシング管」と呼ばれる管が通っています。
代表的な材質としては、「ステンレス」や「塩化ビニル」などがあります。
このケーシング管のうち、地下水を取水するために
孔(あな)が開いている管を「ストレーナー」と言います。
こちらは「スクリーン」と呼ばれる時もありますが、どちらも地下水を取水するための管です。
ストレーナーにも様々な種類があり、巻線型や丸穴型と呼ばれるものなどがあります。
巻線型(ステンレス)
巻線型(SGP)
丸穴型
ストレーナーがある場所には、ストレーナーの外回りに砂利を入れます。
これを「充填砂利」と言います。
10円玉(2cm弱)と比べると、粒が小さく、細かいのが分かります。
充填砂利は、地下水を取水する場所から、細かい砂などが井戸の中に入らないよう、
フィルターの代わりとしての役目を果たしています!
そしてストレーナー及びケーシング管を固定し、井戸の集水能力の増大させる目的もあります。
井戸内の充填砂利状況
充填砂利には様々なサイズがあります。
粒度選定が適切でないと、井戸内に砂が流出する恐れがあったり、
逆に砂は流出しない代わりに地下水の流れが阻害されることがあります。
充填砂利の種類としては、豆砂利、三部砂利、硅砂などが使われます!
充填砂利は水の出る井戸には重要な役割を果たしているのですね!
詳しい内容はコチラからでもご覧いただけます。
井戸洗浄・再生技術(ユニバーサル洗浄工法)
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の投稿もお楽しみに!!