排水管洗浄福井市内某マンション排水管ライニング工事
期間 | 2023年11月13日~2023年12月6日 |
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工事場所 | 福井市内某マンション |
建物の規模 | 鉄筋コンクリート造 地上7階建 |
排水管 | 80A L=112.0m 50A L=378.0m |
福井市内の築45年の賃貸マンションで排水管の更生(ライニング)工事を行いました。
このマンションで使用されている排水管は、経年劣化により漏水事故や流量不足などの問題が発生しておりました。
打ち合わせを重ね、住居部分3階~7階すべてのお風呂、台所、洗面、トイレの排水管を吸引式パイプライニング工法(SRCT工法)を用いて施工いたしました。
この工法は、老朽化した排水管・給水管の汚れや錆を除去し、真空吸引力を利用して塗料を管内に塗膜する工法です。
詳しくはホームページの吸引式パイプライニング工法(SRCT工法)をご覧ください。
◎施工内容
このマンションは一つの階に1号室~7号室まであり、3階~7階の5階分の35戸分の施工となります。
お風呂系統、台所・洗面台系統、トイレ系統の3つに分類され、各系統を一日で行うので、各室内に計3日間の作業日を設定いたしました。
施工の流れは以下の通りです。
①排水管洗浄
メイン管を切断し、特殊吸引車からの吸引ホースを取外し箇所に接続する。
室内の各排水器具をすべて取外し、吸引しながら管内を超高圧水で洗浄します。
②研磨作業
引き続き吸引車を稼働させ、研磨剤を管内に吸わせます。
研磨剤の暴れる力で汚れや錆を落としながら研磨痕をつけます。
研磨痕を付けることで、次のライニング作業をするときに、上手く塗膜してくれます。
③ライニング作業
管内を乾かした後、エポキシ樹脂塗料を流しいれます。吸引を行いながら吸い込ませ、管の出口まで塗布します。
ボールピグを通し、隅々まで均一に塗膜します。
3mm程度の穴であれば、塗膜による補修が可能です。
最後に、吸引車を繋いだ出口を復旧させ、通水確認をし、漏水の有無がないかを確認し完了です。
この工法を用いることで、メリットがたくさんあります。
ブログ「吸引式パイプライニング工法(SRCT工法)のメリット」で熱く語っております!是非ご覧ください\(^o^)/