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井戸内水中テレビカメラ調査・点検

井戸調査・カメラ調査の重要性

こんにちは!ヴィーマです♪暑い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
ヴィーマの現場社員も、熱中症には気を付けながら、一生懸命現場対応しております!

先日、某県内の消雪用井戸を洗浄いたしました。
詳しい内容は、施工事例「某県内 消雪井戸洗浄」を掲載してありますので、どうぞご覧ください。

この現場で改めて分かったことがあります。
それは、カメラを入れて井戸の調査をすることの重要性です。

今回の現場は、「水が出なくなった」など不具合があってご依頼いただいたわけではございません。
この井戸は掘削して30年ほど経つので、今後も長く使いたいから洗浄しておこうという理由でした。
いざ、洗浄してからカメラで中を確認すると......
崩壊寸前の井戸状態を目の当たりにしました。

洗浄前

まずは洗浄前のカメラ調査を行った際の写真がこちらです。

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洗浄後

洗浄した後、またカメラ調査で井戸の状態を確認した写真がこちらです。

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巻線の腐食欠損も見られ、充填砂利が露出しているのが分かります。

このまま使用を続けると、最悪の場合巻線が崩れ、充填砂利や地層砂を引き込んでしまい井戸崩壊になるのが想定されます。

↓ちなみにこちらが健康な状態のスクリーンです。

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洗浄後のスクリーンの写真と比べていただくと、一目瞭然ですね。


現状の対策としては、二重ケーシングを設置して井戸崩壊を防ぐことが先決です。
地層砂まで引き込んでしまうと、ポンプ揚水管を引き揚げることもできません。

こちらの写真は、二重ケーシングを設置しようと試みましたが、巻線が崩落して充填砂利、礫(つぶて)が井内に流入し、井戸崩壊した例です。

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このようなことにならないためにも、問題を未然に予防し、早期発見早期治療(人間の体も同じですね)をすることが、永続的に有限な地下水源を活用することにつながります。
今回は、井戸洗浄のご依頼をいただき、洗浄した後のカメラ調査で問題が発覚しました。
ただ洗えばいいというのではなく、洗浄後のスクリーンの健康状態を見るべく「カメラ調査」がいかに重要であるかを再認識できた案件でした。

是非、井戸管理者様には井戸のメンテナンスや内部診断、カメラ調査は定期的に継続していただきたいです。
その計画や管理なども承っておりますので、お気軽にヴィーマにお問い合わせくださいませ(^^)

また、弊社ホームページにもたくさんの情報を掲載中!

井戸の洗浄に関するページはコチラ
二重ケーシング管設置に関するページはコチラ
井戸内カメラ調査・点検ページはコチラ!

是非合わせてご覧ください。
次回の更新もお楽しみに\(^o^)/

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