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家庭用井戸掘削
こんにちは!ヴィーマです☺
先日、福井県内のM様宅にて、新しく家庭用井戸を掘らせて頂きました。
昔は、M様宅の敷地内に、深さ5mほどの井戸があったそうですが、新たに井戸を掘って、畑の水やりや融雪に利用したいとのことでご依頼いただきました。
福井県は田んぼや畑をしているご家庭が多いですし、冬は雪も多く毎年除雪作業に苦労している地域なので、このようなお問合せはよくいただいています。大きな畑や広い敷地の融雪にたっぷり水を使うので、井戸があると経済的に助かりますね。
今回、弊社よりご提案させていただいた井戸は二つあります。
一つ目は「打ち込み井戸」です。これは直接地面に穴の開いたパイプを打ち込んで、穴から地下水を吸い上げるシンプルな井戸のことです。狭い場所でも掘ることができ、短時間で手軽に掘ることが可能です。
二つ目は、「ボーリング井戸」です。これはボーリングマシーンで地中に穴をあけながら井戸パイプを挿入していく井戸のことです。硬い地層でも深い水脈まで掘り進めることが可能で、地表の影響を受けにくいので、より精度の高い井戸が仕上がります。施工に数日かかることもあり、広めの敷地が必要です。
M様宅の周辺情報によれば、「近所で7m程の打ち込み井戸がある」「川の水位から3~4mの掘削で水が出るのでは」とのことから、打ち込み井戸を掘ることに決定しました。
いよいよ打ち込み井戸掘削開始です!
Φ50で深さ10mの井戸を掘る計画をたてました。最初は家の横庭で数か所掘りましたが、地層が硬くて矢じりが変形してしまいました。2.9mのところで作業は中止です。2回目は家の前に場所を変えましたが、同じく矢じりが変形し、3.5mのところでやむなく中止となりました。
作業が難航した末、当初二つ目にご提案した「ボーリング井戸」に変更することになりました。
圧縮空気を送り、先端部の掘削ビットをピストン駆動させ、打撃力によって地層を砕きながら掘削するエア・ハンマー工法で進めていきました。
最終的には、Φ100で深さ10mの井戸が、一日半で無事に完成できました!浅井戸ポンプを設置し、蛇口を「畑用」と「融雪用」の二ヶ所取付けして終了です。
M様も、井戸水を使って畑作業ができることを大変喜んでくださいました!
このように、地層の状況に応じて、途中で掘削方法を変えないといけないことが起きてきます。
ときには、掘削ができない場合もございます。
場所によって条件が様々ですので、それぞれに合った一番の方法を考え、ご満足いただける井戸掘削をご提案させていただきます。
もちろん作業時間や費用も変わってきます。井戸掘削のお考えの際は、是非VEEma株式会社にお気軽にご相談ください(^^)/
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに\(^o^)/