ブログ～ヴィーマの一歩～

先日、某役所発注の消雪井戸の改修工事をさせていただきました。新設から25年経過しており、口径350A×深度50mで、炭素鋼鋼管からなる井戸です。

弊社では通常、工事に入る前に井戸内に水中TVカメラを挿入し、スクリーンの腐食や劣化状態を確認するのですが、今回なんと！井戸の奥底に異物を発見！口径25A、長さ４ｍの塩ビパイプが斜めに落下していることが、モニターで確認できました。こんなこともあるのですね...。

そしてまずは、この塩ビパイプの回収作業に取りかかることとなりました。垂直ならず斜めに落下しているため、取り出すのは至難の業です。現場作業員一丸となり、試行錯誤しながらなんとか無事引き上げに成功しました！

ようやく井戸洗浄の作業となりますが、

カメラ調査は極めて重要！

ということが今回の改修工事で再認識することできました。カメラ調査では、井戸の中のケーシングの素材、汚れの状態、腐食や劣化の状況を確認する事で、劣化部を避けたり、圧力調整をしながら重点的に洗浄する箇所を特定していきます。

ユニバーサル洗浄を最大限、効果的に発揮する為に、とても必要な工程なのです。

そして当井戸は、カメラ調査結果を基に発注者と協議し、経年劣化が著しいため二重ケーシング管を挿入し、延命化措置を図り、無事作業終了となりました。

皆さんの管理されている井戸は、メンテナンスや洗浄などされていますでしょうか？井戸の中は目に見えないものです。だからこそ、カメラで井戸内を確認してからの洗浄作業が大切であると考えています。

見えない奥底をのぞいてみる弊社の「井戸内カメラ調査」。一度してみる価値ありです！お気軽にご相談ください。

VEEma株式会社　0776-35-5555
当社の井戸カメラ調査・点検サービスについて

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました！
次回の更新もお楽しみに(^^♪