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家庭用井戸掘削
こんにちは!
弊社のブログ「ヴィーマの一歩~洗屋七変化~」へようこそ!
今までの「ヴィーマの一歩~洗屋七変化~」では、
家庭用井戸(打ち込み井戸)のお話をさせていただきました。
今回は弊社が施工を行った家庭用井戸掘削の現場事例をお伝えします!
家庭用井戸とは打ち込み井戸、打ち抜き井戸とも呼ばれますが、
地面にケーシング管を打ち込んでいき、ケーシング管同士を溶接して更に打ち込んでいく...
という工程を繰り返し行いながら、掘っていく井戸の事です。
実際、施工を行った現場では、このようなケーシング管を打ち込んでいきました。
ケーシング管に空いている穴から、地下水を取水します。
今回家庭用井戸の掘削を施工させて頂いたお客様は、
本井戸を洗車や消雪(融雪)用にご利用されるということで、
ご自宅のカーポートの横に設置させて頂きました。
井戸を掘る場所をお客様と相談し、ご要望に合わせて決定しました。
そして決定した場所にケーシング管を打ち込んでいきます。
打ち込みの作業時は、左右の傾きが無いか、水平器を用いて確認しながら行います。
深く掘るにつれて硬い地層に入っていくため、慎重に作業を行います。
ケーシング管を打ち込み、溶接を行います。
地面まで打ち込んだら、次のケーシング管を入れて継ぎ目を溶接します。
ケーシング管と管の間に穴が開いて砂の流入や破損をしないように作業を行います。
これら一連の作業(打ち込み・溶接)を繰り返し行っていきます。
その後に、空気の浮上力を利用し、打ち込んだ時に取水部となる穴から入ってきた
砂や泥を引き上げるために、エアリフト工法にて井戸底浚渫工を行いました。
初めは、砂混じりの濁った水が排出されましたが、
徐々に透明な綺麗な水が出てくるようになりました。
仮設ポンプを設置し揚水確認を行うと、
60リットル/分の揚水量があり、大きな水位降下も無く、安定した揚水量が確認できました。
散水ノズル取付後、駐車場内にコンクリートを打設し、
ポンプを設置して完了です。
地下水を取水できる井戸が出来ました。
散水ノズルからも勢いよく水が出ているのがお分かりいただけるかと思います。
水がずっと安定して出るようになりました!
家庭用井戸掘削についても、是非弊社にお問い合わせくださいませ!