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TOP > ブログ ~ヴィーマの一歩~ > グリストラップの適切な衛生管理は行われていますか?
グリストラップ衛生管理
グリストラップとは?
グリストラップは、飲食店や食品作業所などの厨房(床下)に設置してあり、
原則として設置が義務付けられています。
厨房排水に含まれる油脂や残菜などを分離・収集し、排水口や排水管を詰まらせたり、
直接下水に流れ込んでしまうのを防ぐ装置です。
英語で「Grease Trap」、Grease(油)+Trap(止める・罠)という意味になります。
油脂などを直接下水道に流さないために一時的にためておくことができますが、
そのまま放置しておけば悪臭の原因や害虫の発生、
油脂や残菜が溢れてしまうと排水管の詰まりや逆流、下水の環境汚染に繋がります。
グリストラップを設置することで厨房排水のゴミと油を取り除き、下水道への負担を軽減します!
外食チェーンなど中小規模以上の企業、施設においても清掃・洗浄・処理が行えていないケースがあります。
清掃担当の方に浮いている油だけを回収して終わりにしていませんか?
"臭いものに蓋をする"で数カ月、年単位で放置していませんか?
油脂で下水道を詰まらせた場合、下水道復旧の為に清掃や汚泥処理作業が発生します。
これらにかかる費用は、下水道を詰まらせた事業者が負担しなければいけません。
ケースにもよりますが数百万円の費用が掛かることもあります。
弊社では、グリストラップ内の固形油脂分や油汚泥を吸引清掃します。
その後にグリストラップ内を高圧水によってきれいに洗浄し、
壁面の油性付着物などを取り除く作業を行います。
吸引清掃した油脂汚泥は、産業廃棄物処理施設に適切に搬入し焼却処分を行います。
改修前 | 改修後 |
写真のグリストラップは、設置状況が悪かったため、土圧により変形し、
塩ビ管が水面に浸かっていないため、臭いが店内へあがっている可能性があります。
そうなる前に定期的なメンテナンスを行うことが重要です!
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!(^^*)